先週末、お電話をいただきました。
当店のジャムを購入してくださったお客様からでした。
「おたくで買ったジャムの蓋が固くて開かない。」
「こんなに固くする意味があるのか。」
というご質問でした。
そして、昨日は別の方から
「蓋が固すぎて、そのうちに売れなくなるわよ。」
というご忠告を賜りました。
その方が仰るには
「便利グッズを使ったり、お湯を沸かしたり、なんて面倒なのはだめ。」
以前から「美味しいけど、中々開かないのよね。」と言われていたのですが
その度に開ける方法をいろいろ説明していました。
電話の方にも説明したのですが
幾つも言ったものだから混乱させてしまったみたいで。
余計にイライラさせてしまいました。
そこで、改めて、一つに絞ってみました。
まず、その説明の前に、固く開けにくいのはなぜなのか、
「保存性や衛生管理等により、
品質を保つため 脱気・殺菌処理を行います。
このため、ジャム瓶内は減圧状態になり
固く開け難くなってしまいます。」
固いのは安全に美味しく召し上がっていただくためなのです。
美味しいジャムをイライラしないで開ける方法で一番簡単なのは
スプーンなどの薄い金属製のものを
ガラス瓶本体と蓋の隙間に差し込んで
「てこ」の要領で蓋をこじ開けるようにすると
空気が入って開けやすくなります。
スプーンなどの金属製のものは
多少キズになってもよいものを
予め決めておくと良いと思います。
いざ、食べる時になって探すのは
イライラの元です。
「ジャム瓶の蓋の開け方」の
画像入りの説明書を用意しました。
お買い上げいただく時にお渡しすることにしますね。